兵庫県」カテゴリーアーカイブ

兵庫県姫路市 六騎塚


延元元年(1336)に足利尊氏は、
九州から大軍を率い東上。
これを児嶋範長が迎え撃ちますが、
戦いに敗れて最後には主従6騎となり、
阿弥陀宿の辻堂で自害しました。
※阿弥陀宿は旧山陽道の宿場。

この6騎を弔う為に建立された塚が、
西国街道沿いに建てられています。

備後守兒嶋君墓」。
6騎の主従が自害した場所で、… 続きを読む

兵庫県加古川市 加古川宿跡

加古川宿西国街道の宿場町。
加古川の東側に位置しており、
古い宿場町で少なくとも鎌倉時代より、
宿場が存在していたようです。


加古川町寺家町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが加古川宿跡。


加古川の渡し」。
本来は船着場が状態良く残っていますが、
訪問時は川が増水して水没していました。
往時なら水が引くまで宿場で足止めです。

西側より散策。

「… 続きを読む

兵庫県朝来市 延応寺

延応寺は生野にある真言宗の寺院です。
弘法大師が各地を巡錫する途中、
生野高原にある達磨ヶ峰に堂を建て、
自ら彫った千手観音を安置。
後の延応元年(1239)にその堂が炎上し、
その中から千手観音が舞い上がり、
ケヤキの巨木の梢にとまって、
毎夜光を発したという。
これを諸国行脚中の長遍上人が見て、… 続きを読む

兵庫県朝来市 生野町口銀谷

朝来市生野町にある口銀谷
日本有数の鉱山生野銀山の鉱山町として栄え、
鉱山と共に発展しました。

時間の関係から生野銀山は訪問出来ず。
せめて鉱山町の街並みを散策しようと、
生野代官所の周辺を歩いてみます。


生野書院」。
大正期の材木商の邸宅を改修し、
旧家の面影を残す資料館となっています。
古文書や書画等の文化財をはじめ、
銀山関係の資料が展示されているとのこと。… 続きを読む

兵庫県朝来市 生野奉行所跡

生野代官所天領生野にあった代官所で、
但馬国播磨国美作国の天領支配の他、
生野銀山の管理を行っていました。

生野銀山は大同2年(807)の開坑とされ、
天文11年(1542)に守護大名山名祐豊により、
本格的な採掘が始められたという。
後に織田信長、… 続きを読む