磨針峠は鳥居本宿と番場宿の間にある峠。
峠名はある青年僧が学半ばで道を諦め、
京からの帰郷の途中でこの峠を通り、
老婆が斧を研いで針を作る光景に出会い、
自らの怠惰に気付いて京に戻り、
修行に励んで高僧になったとされ、
この伝説に因んでいます。
一説には弘法大師空海がこの高僧とされ、
後にこの磨針峠を訪れた際には、
摺針神明宮に栃餅… 続きを読む
「和宮」タグアーカイブ
神奈川県川崎市 川崎宿跡
川崎宿は東海道の2番目の宿場町。
宿場の設置当初は住民農民の負担が多く、
問屋場の経営もままならなかったという。
これに名主で本陣も務めた田中休愚は、
六郷の渡しを宿で請け負う許可を取り付け、
住民や近隣の農民の負担を大幅に減らし、
宿の復興と繁栄を齎す基礎を築きました。
川崎駅東口周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが宿場のあった場所。
「歌川広重 … 続きを読む
東京都板橋区 板橋宿跡
板橋宿は中山道の最初の宿場町で、
江戸四宿のひとつとして栄え、
※他の三宿は東海道の品川宿、
甲州街道の内藤新宿、日光街道の千住宿。
旅人の宿泊の他に… 続きを読む