在郷町」タグアーカイブ

山口県山口市 徳佐宿跡

徳佐は長門国の最東端に位置する宿場町で、
阿武川上流の支流が盆地を形成し、
農業が盛んに行われていたという。
徳佐の地名は南北朝時代からの古いもので、
十種ヶ峰の南麗に位置する事から、
十種神宝を埋めた伝説が残る山で、
 「とくさがみね」と読みます。

標高が約300mと高冷地である為、
冬には… 続きを読む

島根県鹿足郡 青原宿跡

青原山陰街道沿いにある集落で、
津和野へ向かう徳城峠の手前にあり、
その難所越えの為に旅人が鋭気を養い、
難所を越えた人々の疲れを癒す為、
宿場として栄えていたとされます。


津和野町青原周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが青原宿跡。


青原宿跡」。
小規模ながら風情ある街並みで、
宿場の面影が残されています。
毎年秋の青原八幡宮続きを読む

兵庫県朝来市 生野町口銀谷

朝来市生野町にある口銀谷
日本有数の鉱山生野銀山の鉱山町として栄え、
鉱山と共に発展しました。

時間の関係から生野銀山は訪問出来ず。
せめて鉱山町の街並みを散策しようと、
生野代官所の周辺を歩いてみます。


生野書院」。
大正期の材木商の邸宅を改修し、
旧家の面影を残す資料館となっています。
古文書や書画等の文化財をはじめ、
銀山関係の資料が展示されているとのこと。… 続きを読む

島根県鹿足郡 天領日原

日原には銅の鉱山があり、
安土桃山時代に開発されたとされ、
銅の鉱床が地表に出ていて、
日の光でキラキラと輝いていたという。
これが日原の地名の由来と云われ、
江戸期には天領となっていました。


日原の街並み」。
日原に限った事ではありませんが、
山陰続きを読む

石川県輪島市 天領黒島

慶長10年(1605)に加賀藩2代前田利長は、
隠居して富山城に移りますが、
富山城の近くに土方雄久の領地があった為、
幕府の許可を得て領地交換を持ち掛け、
能登の一部が土方領となりました。
その後、土方家は4代続きますが、
4代土方雄隆お家騒動で改易となり、… 続きを読む