「本間様には及びもないが
せめてなりたや殿様に」
庄内でそんな俗謡が歌われていたという。
本間家は佐渡の豪族の支流で、
元禄期に本間原光が新潟屋を開店。
古着、染物… 続きを読む
「庄内藩」タグアーカイブ
山形県酒田市 南洲神社
鶴岡市で生まれた長谷川信夫は、
「南洲翁遺訓」に出会って感銘を受け、
西郷隆盛の「敬天愛人」の言葉に因み、
酒田市に「敬天堂」と称した古書店を開業。
この敬天堂に有志が集まって、
「荘内南洲会」が発足しています。
長谷川は鹿児島南洲神社から分霊を得て、… 続きを読む
山形県鶴岡市 湯田川温泉/新徴組本部跡
鶴岡の奥座敷と呼ばれる湯田川温泉は、
山形県内で2番目に古い温泉とされ、
開湯は和銅5年(712)であるという。
出羽三山参りの精進落としに利用され、
温泉場として賑わいを見せた他、
庄内藩藩主の湯治場にも利用されたという。
「湯田川温泉」。
江戸時代に作成された… 続きを読む
山形県鶴岡市 敬天愛人碑
戊辰戦争を最後まで戦い、
薩摩藩邸を焼き討ちしたこともあり、
庄内藩では厳しい処分を予想しますが、
予想外に寛大な処置が施されました。
この処置は西郷隆盛の指示であると伝わると、
庄内藩内で西郷の名声が高まります。
明治3年に前藩主酒井忠篤は、
長澤惟和と犬塚盛巍を薩摩に派遣。
2人は藩知事島津忠義… 続きを読む
山形県鶴岡市 致道館
庄内藩の藩校致道館は7代藩主酒井忠徳が、
文化2年(1805)に創設したもので、
当初山王社(現日枝神社)近くにありましたが、
文化13年に現在地に移されています。
現存する東北地方唯一の藩校建造物で、
講堂、御入間、表御門の他、… 続きを読む