野町宿は秋月街道の宿場町で、
秋月藩初代藩主黒田長興の命によって、
寛永13年(1636)に開かれました。
筑前国から筑後国に至る最後の宿場の為、
関所(番所)が南側入口に置かれました。
筑前町野町周辺。緑の線が街道筋で、
赤丸で囲んだ辺りが宿場のあった場所。
「野町宿跡」。… 続きを読む
「関所」タグアーカイブ
滋賀県長浜市 柳瀬宿跡
北陸街道は木ノ本宿から、
塩津海道を通る脇道(木ノ芽道)と、
本道の栃ノ木道に分かれます。
木ノ本宿までは湖岸の平坦な道ですが、
これ以降は山地(刀根越え)となっており、
その難所の最初の宿場が柳瀬宿… 続きを読む
熊本県玉名郡 南関宿跡
南関宿は筑後国と肥後国の国境で、
関所や御番所が置かれた他に、
熊本藩の御茶屋が設置されており、
領内巡視や参勤交代の宿所となりました。
「南関御番所跡… 続きを読む
山形県東田川郡 庄内藩清川関所跡
庄内藩の藩境には五つの関所がありましたが、
清川口の関所は最上川の往来もあることから、
川口番所とも呼ばれており、
その往来が最も多かったとされています。
「芭蕉上陸之地」。
松尾芭蕉は奥の細道で最上川を下り、
この清川で上陸して出羽三山… 続きを読む
福井県南条郡 板取宿跡
今庄宿より街道は2ルートに分れ、
木ノ根峠を越える道(西近江路)と、
栃ノ木峠を越える道(東近江路)があり、
後者の栃ノ木峠を越えるルートが一般的。
こちらの道がいわゆる北陸街道で、
国道365号線とほぼ同じルートとなり、
真っすぐな道が続きます。
「板取宿」。
街道には無数の宿場町が設置されていますが、
大きな宿場間には小さな宿場(半宿)があり、
鉄道で例れば大きな駅と大きな駅の間には、
急行の停車しない小さな駅がありますが、… 続きを読む