宰判勘場」タグアーカイブ

山口県熊毛郡 上関宰判勘場跡

長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。

上関宰判は慶安3年(1650年)設置され、
初め長島四代に置かれましたが、
正保期(1644~1648)に上関続きを読む

山口県山陽小野田市 勘場屋敷

山陽小野田市西高泊に勘場屋敷があります。
高泊開作事業の際に建てられた役宅で、
船木代官楊井三之允が起居したという。
勘場は業務を行う場所ですので、
正確には勘場ではなく代官役宅なのですが、
役宅で業務も行っていたのでしょうし、
他に勘場があった形跡はない。
なので勘場兼役宅が正しいのかもです。


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山口県山陽小野田市 高泊開作五挺唐樋

高泊開作高泊湾を干拓したもので、
寛文8年(1668)の汐止めによって完成。
400町歩の規模をもつ大規模の開作(干拓)で、
長州藩当職毛利就方(阿川毛利3代)が発起し、
船木代官楊井春勝が工事を監督しました。
※享保19年(1734)時の高泊開作は、
 4449石余もあったという。



高泊開作五挺唐樋」。… 続きを読む

山口県山口市 山口客館跡

文久3年に長州藩は萩の指月城より、
山口政事堂(山口屋形)に藩庁を移鎮。
それに伴い対外的な応接所として、
慶応3年に山口客館が完成しています。


山口地方裁判所(山口御客屋跡)」。
現在の山口客館の跡は裁判所の敷地。
敷地内に山口客館跡碑があり、… 続きを読む

山口県岩国市 山代宰判勘場跡

長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。

山代宰判勘場は慶長17年(1612)に、
本郷に山代宰判勘場が建てられますが、
延享4年(1747)に行政区が2つに分割。
広瀬に… 続きを読む