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下関市豊浦町 虚無僧墓

川棚川を遡った上流付近に虚無僧墓があります。
天保年間頃に一人の虚無僧が住み着いて、
尺八を吹く以外は酒ばかり飲んでいたという。
そんな虚無僧を村人達は敬遠していましたが、
ある日、村娘が山賊に襲われた際には、
その虚無僧が奮起して娘を無事に救い出し、
村人に感謝されたようです。
ところが後の弘化3年(1846)9月15日の朝、
頭を抱えて唸っていた虚無僧は、
川棚川の河原に走り出したかと思うと、
大きな岩に頭を二度三度ぶつけて倒れ、… 続きを読む