佐賀県神埼市 真龍寺/横岳鍋島家墓所②

/②
つづき。


常智院殿眉山道慶居士(右)」、
正仙院殿円壽良大姉(左)」。
5代当主鍋島茂清の墓、
茂清室幾姫の墓。
茂清は4代鍋島直朗の嫡男に生まれ、
藩主鍋島光茂掃部の通称を与えられますが、
井伊掃部頭家に憚るとの理由で、
後に主水に改めています。
享保17年(1730)に隠居しており、
隠居後は主水から図書と改めました。
元文5年(1740)、59歳で死去。


仁勇院殿随緑現相居士(右)」、
梅聖院殿薫室智香大姉(左)」。
6代当主鍋島茂和の墓、
茂和室才姫の墓。
6代茂和は5代茂清の嫡男に生まれ、
父の隠居に伴い5歳で家督を相続。
加判家老請役家老をつとめました。
安永4年(1775)、56歳で死去。


泰雲院殿温山良恭居士(右)」、
常春院殿華萼妙樹大姉(左)」。
7代当主鍋島茂親の墓、
茂親室津摩姫の墓。
7代茂親は川久保鍋島家11代鍋島直方の子。
6代茂和が継嗣無く死去した為、
横岳鍋島家の家督を相続。
連判家老から請役家老となっており、
一代限りの「親類同格」の家格与えられました。
文政12年(1829)、71歳で死去。


寛光院殿仙獄一心居士(右)」、
瑞柳院殿観月貞音大姉(左)」。
8代当主鍋島茂延の墓、
茂延室楽姫の墓。
8代茂延は倉町鍋島家の出身だったようで、
8歳で7代茂親の養子となっています。
弘化2年(1845)に隠居しており、
隠居後は大組頭として組内の侍を教導し、
これを褒められて新躬御刀を拝領。
嘉永4年(1851)、62歳で死去しました。


太梁院殿寶山賢樹居士(右)」、
明光院殿心月珠泉大姉(左)」。
9代当主鍋島茂明の墓、
茂明室和姫の墓。
9代茂明は8代茂延の嫡男として生まれ、
父の隠居に伴い家督を相続。
安政6年(1589)に死去しています。


鍋島家」。
10代当主鍋島鷹之助
11代当主鍋島創一の合葬墓。
10代鷹之助は9代茂明の嫡男として生まれ、
父の死去に伴い家督を相続しました。
第一次長州征伐では佐賀藩の先鋒を務め、
軍夫含む1945名を率いて出陣。
凱旋後は藩主鍋島直大より、
褒美として陣羽織を拝領しています。
維新後は上野戦争彰義隊と戦い、
戊辰戦争にも従軍して各地を転戦。
明治17年に隠居して家督を譲り、
明治40年に死去しています。
11代創一は鷹之助の嫡男のようですが、
詳しい功績は判りませんでした。

/②

■関連記事■
佐賀県佐賀市 妙玉寺
 初代鍋島茂里の墓所があります。
長崎県長崎市 菩提寺/深堀鍋島家墓所
 深溝鍋島家の歴代墓所。
佐賀県佐賀市 慈廣寺/太田鍋島家墓所
 太田鍋島家の歴代墓所。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です