「ゴールデンカムイ」野田サトル

少し前の話ですが弟の勧めで、
ゴールデンカムイ」を読む。
長期出張の際の夜に読破したのですが、
明治末期の話で当ブログの範囲外。
とはいえ新選組も出てくると知り、
夜の暇な時間に読んでみました。


なんとなくその存在は知っていましたが、
実際読んでみるとそのイメージはまるで違い、
非常に面白い漫画でした。
簡単にその物語を説明すると、
隠されたアイヌの金塊を巡り、
主人公の退役軍人杉元佐一らのグループと、
鶴見篤四郎率いる第七師団
生き残っていた土方歳三一味、
その他バルチザン尾形百之助等、
各自が敵対したり協力したりと、
金塊を巡る争奪戦が繰り広げられます。
基本的には結構グロい描写もあり、
主要人物も死んだりしてハードですが、
複雑なストーリーながら流れる様に、
話は進んで読んでて飽きさせません。
登場人物もかなり変態的な人物が多く、
嫌いな人は嫌いかもしれません。
個人的な意見で賛同されないかもですが、
主人公の杉元は「装甲騎兵ボトムズ」の、
キリコ・キュービーを彷彿とさせます。
強い主人公は幾多の如く居ますが、
杉元はある程度強いが無敵ではない。
でもを撃たれてその一部が破損しても、
なんとか生き残る「不死身の杉元」。
各勢力の暗躍に翻弄されながらも、
もがき苦しみながらも生き残る。
30年前のテレビアニメですので、
作者は多分知らないとは思いますが、
何故か勝手に似ているなと感じました。
但しキリコには明確な目的はなく、
異能者として運命に翻弄されるのに対し、
杉元には明確な目標が存在しており、
これにひたすらに突き進んで行きます。
物語の結末としても納得出来るもので、
最終的に生き残ったキャラも良い。
非常に楽しめた漫画でした。
とはいえそんな物語も良いのですが、
アイヌ文化について詳しく描かれており、
これが非常に有益だと思いました。
特にアシㇼパさんの作るジビエ料理(?)は、
毎度美味しそうだなと・・・・。
機会があれば映画も観てみたいです。

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