本郷宿は西国街道の宿場町。
沼田川に沿う小さな盆地に開けた町で、
往時は200軒余りの町家が建ち並び、
旅籠や木賃宿が70軒あったとされます。
沼田川には9月から3月まで板橋が架けられ、
旅人を横断させていたようですが、
それ以外は徒渡りで川を横断したようで、
増水時は足止めされることもありました。
三原市本郷周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが本郷宿跡。
「本郷宿跡」。
街道筋には少々の古い家屋も残っており、
宿場だった雰囲気は感じられます。
本郷宿は川運の拠点にもなっていたようで、
上流から農作物が荷揚げされて集積され、
下流からは干鰯、浜灰等が運ばれました。
この為に往時は賑やかな場所だった模様。
「本郷御茶屋跡」。
御茶屋(本陣)跡は街道筋から外れた場所で、
石垣や蔵が残っているようですが、
民家となっていますので遠目からの撮影のみ。
本郷宿には広島藩直営の御茶屋が置かれ、
年寄以下の町役人に運営させていたようです。
■西国街道の宿場町
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