能島城は村上水軍の一派能島水軍の本拠。
宮窪瀬戸に浮かぶ能島に築城された城で、
周囲は激しい潮流でうねりを帯びています。
通行を行う船舶の水先案内を行うと共に、
通行料(帆別銭)を徴収したようで、
周辺海域の制海権を掌握していました。
能島城跡のある能島は無人島で、
観光船で渡る事しか出来ませんが、
訪問時は運休中。
「カレイ山展望台」からの景色。
大島のカレイ山(標高232m)の展望台より、
能島城跡を望む事が出来ます。
「能島城跡」。
狭い海峡に浮かぶ能島と鯛崎島。
カレイ山から潮流の渦も確認出来ます。
「能島」。
能島全体が要塞となっていたようで、
その地形を利用して曲輪が構築され、
櫓等の建築物が建てられていたようです。
但し湧水が出なかった為に、
飲み水は鵜島から運び込まれていました。
「鯛崎島」。
能島城が築かれていた時期は、
能島と橋で繋がっていたとされており、
出城となっていたとのこと。
この能島城を本拠とした能島村上家は、
特定の大名の支配下にはならず、
独自の勢力を持っていましたが、
豊臣秀吉による海賊停止令で立場を失い、
後に毛利家に家臣団に組み込まれ、
御船手組組頭を代々務めました。
●日本100名城
■関連記事■
・広島県三原市 新高山城跡
続日本100名城。
・鳥取県米子市 米子城跡
続日本100名城。
・岡山県岡山市 備中高松城跡
続日本100名城。
