①/②/③/④
つづき。
「おいらん公園」を下りて更に南へ。
「高燈籠」。
住吉神社前にある石造の高燈籠。
遠くの防波堤にも高燈籠が見えますが、
元々はその位置に設置されていたもの。
天保3年(1832)に金子忠左衛門が寄進し、
木造の高燈籠が建設されていましたが、
天保3年(1832)に石造に建て替えられ、
明治12年頃まで使用されていたようです。。
「住吉神社」。
御手洗の南の外れに鎮座する住吉神社。
千砂子波止の鎮守として建立され、
豪商鴻池善右衛門が資金を提供しています。
広島藩の勘定奉行が鴻池家に呼びかけた際、
偶然にも9代善右衛門が厄年であった事から、
鴻池家が資金を提供するに至ったとのこと。
「千砂子波止」。
文政12年(1829)に造営された防波堤で、
築城で使われる「牛蒡積み」が用いられ、
当時最大級の防波堤として完成。
「中国無双」と称されていたようです。
「御手洗港防波堤灯台」。
現在は高燈籠を模した灯台となっています。
高燈籠は明治17年の大高潮で波止ごと崩れ、
上記のように住吉神社前に移築。
その後の波止の修復後に建てられました。
海岸沿いを北に歩く。
「船宿カフェ若長(旧村井・木村・北側家住宅)」。
大洲藩や宇和島藩の常宿であった船宿。
文政期より少し下がった時期の建築とのこと。
現在はカフェとなっています。
そのまま海岸線を歩いて駐車場に戻り、
これにて御手洗の散策は終了。
町は未だ素晴らしい景観を保っており、
往時の雰囲気を感じさせてくれます。
アクセスはそれ程良くはありませんが、
歴史好きや旅好きであれば行くべき場所。
5時間運転して来た甲斐がありました。
■港町
①/②/③/④
■関連記事■
・広島県福山市 鞆の浦
古くから栄えた潮待ちの港町。
・兵庫県神戸市 兵庫津
古くから貿易で栄えた港町。
・兵庫県たつの市 室津①
北前船や参勤交代船の寄港地。
