①/②/③/④
圓教寺は姫路市書写山にある天台宗寺院で、
別格本山の寺格を有する大寺院。
皇室や公家の信仰も篤く、
天皇や法皇が訪れる事もあったようです。
康保3年(966)に書写上人性空が開山し、
当初は書写寺と称していたとのこと。
性空を尊崇していた花山法皇は、
寛和2年(986)に自ら来山し、
圓教寺の勅号と米100石を寄進しました。
以後は寺名を圓教寺に改めており、
朝廷の庇護で諸堂が整えられています。
「書写山ロープウェイ山麓駅」。
圓教寺へはロープウェイに乗って行きます。
もちろん登山も可能なようですが、
僕がそんな事をしたら遭難するでしょう(笑)。
ロープウエイ山上駅を降りて参道へ。
しばらく歩くと関所があり、
そこで入山志納金800円を納めます。
また特別志納金を納めると、
マイクロバスで参道を移動出来ますが、
今回は歩いて登りました。
「慈悲の鐘」。
平成4年に建立されたもので、
浄財を投入して鐘を鳴らし、
潜在する慈悲の心を起こすとのこと。
参道はかなりの長い坂道。
途中には西国三十三観音像が並びます。
この圓教寺は西国三十三所の中では、
最大規模の寺院。
「仁王門」。
元和3年(1617)再建の仁王門。
切妻造本瓦葺三間一戸の八脚門で、
室町時代作の木造金剛力士像を安置。
塔頭の壽量院を過ぎると急な下り坂。
左側は塔頭金輪院だった圓教寺会館で、
近年まで宿坊だった場所とのこと。
「十妙院」。
正確な創立年は不明ですが、
大名赤松満祐が娘の供養を依頼し、
中世末には創建されていたとされます。
その本尊は「慈悲の千手観音像」で、
満祐の娘の等身大に造られたという。
十妙院を過ぎると更に下り坂。
●著名な寺院
つづく。
①/②/③/④
■関連記事■
・滋賀県大津市 延暦寺/東塔
比叡山延暦寺の中心。
・東京都台東区 寛永寺/徳川将軍家墓所
徳川将軍家の墓所がある寛永寺。
・岩手県平泉市 中尊寺
天台宗の東北大本山。
