山口県山口市 信光寺/古林家墓所

信光寺は小郡本町にある真宗本願寺派寺院。
その創建は大永年間(1521-1528)とのこと。
開山の西了は本願寺実如上人の弟子で、
帰郷する際に木佛を送られており、
これが信光寺の本尊となっています。


「本堂」。
現在の本堂は元禄9年(1696)の再建。
平成期に二期の大修復を行っており、
創建当時の状態に戻っているとのこと。
境内は小郡御勇隊や集義隊の結成地で、
後に集義隊の屯所にもなっています。

墓地の南東角に古林家の墓所があります。
古林家は小郡で油屋を営んでいた商家で、
小郡の庄屋同盟の一員として、
諸隊勢に資金提供しました。

「古林家墓所」。
中央の大きな墓碑は累代墓で、
左が3代古林治兵衛の墓碑、
最奥の墓碑が2代古新信右衛門の墓碑。
累代墓の右隣は初代当主(名前不明)とのこと。
各碑銘は風化で読めませんでした。
2代古林新右衛門は大庄屋格、
3代古林治兵衛は年寄役を務めています。
古林家の最盛期には田地を85町歩所有し、
小作米3000俵の収入があったとされ、
これを収納する5棟の米蔵があったようです。
小郡屈指の財力を持った古林家は、
林勇蔵の呼びかけによって庄屋同盟に参加。
古林家が多額の献金を行った事により、
諸隊や小郡宰判は最新鋭の装備品を揃え、
内訌戦や幕長戦争で活躍しています。

■関連記事■
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 4代以降の古林家の墓所。
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