広島といえば牡蠣の名産地ですが、
果物の柿の産地としても知られています。
浅野光晟が紀州藩から広島藩に移封した際、
父浅野長政が甲州より移植した柿苗を、
更に広島に移植して栽培させた西条柿。
「ひろ柿」はその西条柿を干してジャム状にし、
求肥の生地に練り込んで短冊状にした和菓子。
明治20年に風月堂で考案された菓子で、
「のし柿」の名で売り出されていましたが、
風月堂は原爆によって焼失してしまいます。
従業員だった竹下盛三郎は昭和23年に、
その味を復活させて「ひろ柿」として売り出し、
風月堂より一字を拝借して風雅堂としました。
「風雅堂」。
風雅堂は上田宗箇流の御用達のようで、
茶席用の上生菓子も得意としており、
地元の文化人や茶人に愛され続ける名店。
「ひろ柿」。
食べると柿の風味が強く感じられますが、
甘すぎず素朴で上品な味わいです。
子供からすると見た目が良くないのか、
ゆきちゃんは恐る恐る口にしましたが、
一口食べると「おいしい!」とペロリ。
これは上品に食べるものなのでしょうけど、
ワイルドにつまんで喰らってもアリですね。
●銘菓・名物
【風雅堂】
創業:昭和23年(1948)
創業者:竹下盛三郎
代表菓子:ひろ柿
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