観応元年(1350)に吉田荘地頭毛利師親は、
石見国の佐波善四郎実連を討つ為に、
軍を率いて江の川を渡った際、
その水面に小石が浮かび上がって、
鐙(又は帯や袖)に小石が引っ掛かります。
その後に師親は見事戦に勝利した為、
これを神異であるとして、
その小石を八幡宮に奉納しました。
吉田荘ではこれに因んで毎年12月1日に、
小石に見立てた餅を食べたとされ、
その餅を「川通り餅」と呼んだとのこと。
やがて毛利家の領地が広がると共に、
広島にもこの風習が広まったという。
現在「川通り餅」は亀屋のみが製造し、
その店舗や広島近辺の小売店で売られます。
今回は製造元まで行って買いました。
「御菓子処亀屋」。
聖光寺に訪問した後に寄り道して、
家へのお土産に購入しました。
昭和21年の創業のようですが、
「川通り餅」は元祖の無い伝統菓子であり、
ここでしか製造していません。
他にも「安芸路」が有名な菓子で、
購入していませんが美味しそうでした。
「川通り餅」。
爪楊枝で刺した求肥のきな粉餅ですが、
特徴は小石に見立てた胡桃入りのところ。
一口サイズで子供にも食べやすい。
胡桃の歯ごたえが意外なアクセントで、
初見にはビックリのお餅です。
●銘菓・名物
【御菓子処 亀屋】
創業:昭和21年(1946)
創業者:三宅定由
代表菓子:川通り餅
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