二尊院墓地にある嵯峨家の墓所。
嵯峨家は江戸期まで正親町三条家と称し、
大臣を輩出できる大臣家に属していました。
清華家の三條家の分家であり、
正親町東洞院に屋敷があった事から、
正親町三条家と呼ばれましたが、
28代正親町三条実愛が明治期に、
「長くて不便」と嵯峨家に改姓したようです。
「嵯峨家墓所」。
嵯峨家の墓所は纏められており、
集合墓の形式となっています。
三條家3代三條実房の三男で、
権大納言となった正親町三条公氏を祖とし、
内大臣には5代正親町三条公秀、
6代正親町三条実継、7代正親町三条公豊、
10代正親町三条実雅、12代正親町三条実望、
13代正親町三条公兄が昇格しており、
また9代正親町三条公雅が内大臣、
15代正親町三条公仲が准大臣を贈位され、
以降は権大納言が最高位。
歴代当主は初代公氏、2代実蔭、3代公貫、
4代実躬、5代公秀、6代実継、7代公豊、
8代実豊、9代公雅、10代実雅、11代公治、
12代実望、13代公兄、14代実福、15代公仲、
16代実有、17代公高、18代実昭、19代公廉、
20代実久、21代公統、22代実彦、23代公積、
24代実同、25代公則、26代実義、27代公厚、
28代実愛と続き、実愛が嵯峨に改姓して、
以降は伯爵嵯峨家(後に侯爵)となりました。
【公家の墓所】
■関連記事■
・東京都文京区 麟祥院/嵯峨実愛墓所
28代当主嵯峨実愛の墓所。
・東京都文京区 護國寺/三條実美墓所
三條家31代三條実美の墓。
・京都府京都市 二尊院/三條西家墓所
分家の三條西家の墓所。
