河原宿は赤間関街道中道筋の駅宿で、
肥中街道も重なっていた為、
双方の宿場を兼ねていました。
美祢市伊佐町河原周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが河原宿跡。
「河原宿跡」。
明治3年と昭和38年に大火があり、
多くの家屋が焼失したとの事ですが、
古い家屋は残っている感じで、
昭和38年以降とは思えない家屋もあり、
全てが焼失した訳ではない模様。
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「宿場町」タグアーカイブ
山口県美祢市 伊佐市跡
伊佐市は売薬業が盛んだった地で、
幕末期には32軒もの売薬業者が軒を連ね、
その商圏は山陰、北九州をメインとした他、
関東や北陸にまで及んでいたようです。
その起源は桜山の修験者に勤仕していた者が、
江戸初期に売薬業を始めた事からとされ、
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長崎県長崎市 矢上宿跡
矢上宿は長崎街道と島原街道の追分にあり、
佐賀藩家老諌早家の知行地で、
幕府領との境界に接していました。
※長崎代官所支配地。
長崎市八神町周辺。緑の線が長崎街道で、
青い線が島原街道北目道。
青でぼかした辺りが矢上宿跡。… 続きを読む
長崎県長崎市 日見宿跡
日見宿は長崎街道最後の宿場で、
街道最後で最大の難所日見峠の手前にあり、
旅人は日見宿で一息ついた後、
日見峠を越えて長崎へ入ったとされます。
その手前の矢上宿との距離は僅か2kmで、
宿泊する旅人は少なかったようですが、
峠越えの為に準備を整えたり、
峠越えを終えて休憩したようです。
長崎市宿町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが日見宿跡。
南西側より散策。
「日見宿跡… 続きを読む
山口県岩国市 関戸宿跡
関戸宿は西国街道の宿場町で、
周防国の東端に位置しています。
「御国廻御行程記 関戸」。
岩国市関戸周辺。緑の線が西国街道で、
青でぼかした辺りが関戸宿跡。
関戸交差点より街道を散策。
「脇本陣牧野家跡」。
交差点より入って少々行った右手側に、
脇本陣を務めた… 続きを読む
山口県岩国市 御庄宿跡
御庄宿は西国街道の半宿でしたが、
錦川の河止め等で宿泊も多かったという。
岩国市御庄周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが御庄宿跡。
街道が歪なカーブとなっているのは、
水害を避ける為だったようです。
「御庄宿跡」。… 続きを読む
山口県岩国市 高森宿跡
高森宿は西国街道の宿場町。
長州本藩領の東端に位置していたことから、
重要な宿場町であったという。
「御国廻御行程記 椙杜」。
この辺りは周防国玖珂郡椙杜郷と呼ばれ、
大内家家臣椙杜家が治めていたという。
椙杜家の嫡流は後に長府藩… 続きを読む