幕末史には関係ないようですが、
史跡訪問のついでに百名水を巡ると、
意外にも多くの歴史的な逸話に出会えます。
しかしながら今回訪問した百名水は、
トンネル堀削の際に湧き出た水源。
従って歴史的な逸話はありませんが、
こういうのもたまにはあるでしょう。
「岩屋湧水」。
釈迦岳トンネル堀削の際に湧き出た水で、
約1万5000t/日の水量があるとのこと。
主に村民の生活用水に使用される他、
ここで30ℓ100円で汲む事が出来ます。… 続きを読む
「平成の名水百選」タグアーカイブ
京都府舞鶴市 大杉の清水
青葉山の山間にある大杉集落。
海抜222mと高地にあり、
訪問時の道中の坂に驚きました。
その集落に大杉の清水があります。
「大杉の清水」。
集会所前に設置された水汲場。
訪問した際に水を汲んでいた男性が、
水を車に積んで帰る際に、
クラクションを鳴らしているので、
何事かと思って後で見てみたら、… 続きを読む
京都府舞鶴市 真名井の清水
真名井の清水は伊佐津川の伏流水が、
舞鶴周辺で湧き出してたもの。
伝説では白雲山(場所不明)から矢が射られ、
これが三ヶ所に落下して、
そこから清水が湧き出したとされます。
奈良時代の[丹後風土記]によれば、
[その味甘露の如し、万病を癒す力がある]
と記された古くからの名水。
これらの清水は流域一帯で湧き出し、… 続きを読む
滋賀県高島市 針江の生水
新旭町針江地区は豊富な湧水の出る地域。
この綺麗な湧き水を生水(しょうず)と呼び、
古来より大切に利用してきたようです。
針江の集落に巡らされている水路や、
その水を用水に利用したシステムは、
[川端(かばた)]と呼ばれているとのこと。
「針江の生水」。
安曇川の伏流水が至る所で湧き出しており、
これを川端と呼ばれる循環システムで利用。… 続きを読む
福井県小浜市 雲城水
海の近くながら全く塩分がなく、
綺麗な清水が湧き出す雲城水。
地下30mから淡水が自噴し、
4.3t/日の水が湧き出しています。
「雲城水」。
雲浜城(小浜城)に因み雲城水と呼ばれ、
地元の篤志家が二代に亘り整備し、
現在も地元で愛されている湧水。
絶え間なく湧き出る雲城水。
周辺の一番町は湧き水が豊富で、
昔は家々に自噴井があったとされ、
地元では水保全の意識が高いという。
これが地元産業に連携して、
おいしい小浜の特産品となるようです。… 続きを読む
福井県三方上中郡 熊川宿前川
熊川宿に流れる前川は、
北川上流の天増川と河内川から取水され、
人馬の飲み水や生活用水となっており、
更に下流の農業用水に利用されていました。
「熊川宿前川」。
水流で芋の皮を剥く[イモ車]等、
特有の利用方法もある他、
速い水流は涼しい風を発生させますし、… 続きを読む
広島県山県郡 八王子よみがえりの水
後柏原天皇の時代(1500-1526)に、
二王三郎という鍛冶が移住し、
ここで家業を営んでいたとされ、
三郎は八王子権現を信仰いた為に、
分霊を勧請して朝夕参拝していました。
するといつの頃か泉が湧き出すようになり、
この泉の水で焼刃を作ると、
非常に良い太刀が出来るようになり、
世に名高い名工になったという。
更にその泉に浸かると病気が治り、
非常に重宝していたようです。
やがて月日が流れて泉は枯れますが、
寛政8年(1796)に村の老人市郎兵衛… 続きを読む
