下関の安岡にある友田川という小さな川。
小さいといっても上流まで結構距離はあります。
あまりキレイとは言えない川ですが、
上流に行けばホタルもいました。
下関の幕末史跡は、
瀬戸内海側にかたまっていて、
日本海側には中山忠光関連以外はあまりない。
だから適当な川を紹介したわけではなく、
この川に少しだけ幕末の逸話があります。
それは・・・・・これ!
豚刺です・・・・。
※画像はネットより拝借。
昔から豚は生で食べません。
今もごく一部の高級で新鮮なものしか、
食べる事はありませんね。
ある話によると幕末に下関を訪れた水戸浪士が、
下関は河豚(ふぐ)の刺身が美味いと聞き、
友田川周辺にいた豚を河豚(かわぶた)と思い、
殺して刺身にして食べたのが始まりという。
ホントでしょうか??
その水戸浪士は相当アホだったのか?
武士は河豚は食べてはいけないので、
地元の人にも聞けなかったのでしょうか??
この話は出典がよくわからないので、
話半分で読んでください。
美味かったのなら結果オーライですが、
水戸人は「河豚の刺身が美味い」の情報だけで、
自分達で豚を捌いてしまうとは、
余程チャレンジャーなんでしょう。
大老暗殺を成功させるだけの行動力は、
こんなところにも発揮されていますね。
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