大分県別府市 旅館若彦跡

元治元年9月25日。
井上聞多山口政事堂からの帰路に、
湯田温泉袖解橋付近で刺客に襲われ、
瀕死の重傷を負いました。
一命を取り留めた井上は翌年、
外国人御用掛に任命されていますが、
下関開港に反発する攘夷派に狙われ、
別府へ湯治を兼ねて逃亡しています。


旅館若彦跡(ソルパセオ銀座入口辺り)」。
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大分県別府市 別府温泉

別府温泉は別府市内の温泉の総称ですが、
狭義には海岸沿いの温泉街を指し、
北浜温泉とも呼ばれました。
日向街道沿いにあった為に宿場となり、
湯治客も多かったようです。


別府市街周辺。緑の線が日向街道で、
青い線は安心院道
青くぼかした辺りが別府宿跡。

南側から散策。
宿場の南端はわかりませんが、
今回は秋葉通りより北上してみます。

別府秋葉神社続きを読む

大分県別府市 鉄輪温泉

鉄輪温泉別府八湯の一つ。
日本最大の湧出量を誇る別府の中で、
その源泉の大半が鉄輪に集中しています。
建治2年(1276)に一遍上人が行脚の途上、
鉄輪を訪れた際に猛り狂う地獄地帯を鎮め、
湯治場を開いたのが始まり。


いでゆ坂」。
長く続く石畳の鉄輪のメインストリート。
湯治場の面影を色濃く残しています。


鉄輪むし湯続きを読む

別府旅行

両親や弟夫婦と共に別府へ行きました。
前々から行こうと話をしていましたが、
コロナ禍の影響や全員の都合の関係で、
先延ばしとなっていましたが、
やっと叶ったという感じです。

ウチの家族だけではないので、
行き先はメジャーな別府温泉。
しかも宿は杉乃井ホテルです。

ナイトプール光の噴水ショー等、
ウチはあまり大きな温泉ホテルは選ばす、
鄙びた(?)宿を選ぶ傾向がありますが、
流石に杉乃井ホテルは施設は充実。… 続きを読む

下関市秋根上町 曲水の宴の碑

綾羅木川の支流砂子多川の畔に、
曲水の宴の碑という碑が建っています。
この曲水とは「ごくすい」と読むようで、
曲水の宴奈良~平安時代に、
宮中で催された歌会だったようで、
水の流れのある庭園等で、
その流れの畔に宴の出席者が座り、
上流の者が上の句を作って杯にのせて流し、
下流の者が盃が流れてくる前に、… 続きを読む