千栗八幡宮は肥前国一宮のひとつ。
神亀元年(724)に肥前国養父郡司壬生春成が、
神託を受けて千根の栗が生えている地に、
社を建てて八幡神を祀ったのが創始。
承平年間(931-938)に宇佐八幡宮別宮となり、
以後はその五所別宮として崇敬されます。
戦乱によって幾度も社殿は焼失し、… 続きを読む
福岡県柳川市 台照院/立花政俊墓所
台照院は柳川市西魚町にある日蓮宗寺院。
初めは法華寺と呼ばれていましたが、
2代藩主立花忠茂の実兄立花政俊が葬られ、
その法名から台照院と改称されました。
「本堂」。
文政11年(1828)建立の本堂。
天井に… 続きを読む
福岡県柳川市 良清寺
良清寺は柳川市西魚屋町にある浄土宗寺院。
柳河藩初代藩主立花宗茂により、
19年前に死去した正室誾千代の菩提寺として、
元和7年(1621)に創建されました。
誾千代は雷神と称される[父譲りの武勇]と、
[九州諸夫人中第一の美貌]を併せ持ち、… 続きを読む
福岡県筑後市 羽犬塚宿跡
羽犬塚宿は薩摩街道の3番目の宿場町。
この不思議な地名の由来は諸説あり、
どれも豊臣秀吉が関係しています。
筑後市羽犬塚周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが羽犬塚宿跡。
南側より散策。
「藤島橋」。
花宗川に架かる藤島橋。… 続きを読む
福岡県筑後市 山梔窩
[山梔窩]は眞木和泉が謹慎させられ、
嘉永5年より9年9カ月を過ごした家です。
水田天満宮宮司の弟大鳥居理兵衛に預けられ、
大鳥居家の一隅に4畳半と3畳の家を建設。
これを[山梔窩]と称して移り住み、
安政元年より山梔窩塾を設立して、
子弟らに学問を教えていました。
「山梔窩」。… 続きを読む
福岡県みやま市 九品寺/立花茂高墓所
九品寺は瀬高町本郷にある臨済宗寺院。
寺の由緒は調べても判明しませんが、
古い寺であることは確かなようです。
この九品寺に立花帯刀家の墓所があります。
「本堂」。
古そうですが改修もされいる模様。
由緒もわからないので築年も不明です。
藩政時代に矢部川の治水事業に貢献し、
大きな業績を残した父子の墓が、… 続きを読む
福岡県みやま市 引接寺/立花茂之墓所
引接寺は瀬高町下庄にある浄土宗寺院。
文明11年(1479)に僧喰虎を開基とし、
はじめ遍光山の山号で創建されました。
瀬高地域の念仏根源として栄えますが、
享保17年(1732)の大火で全焼。
伽羅や寺宝を全て焼失しますが、
立花帯刀家3代立花茂之の援助により、… 続きを読む