一時代の終焉

当ブログは幕末維新を純粋にテーマとし、
出来るだけ政治的な話はしていませんが、
別にノンポリ(死語)だというわけではなく、
色々と思う事があるわけです。

上記のように政治的発言は控えていますが、
コロナ禍とか愛知の芸術祭とか、
記事にしてしまう事もあります。
今回の安倍総理が辞意を表明した事は、
一時代の終焉でもありますので、
政策の評価云々は抜きにして触れてみます。

安倍総理が辞意を表明した事で、
これまで支持してきた方々は落胆し、
心配すると共にこれまでの激務を推し量り、
お疲れ様」と労いの言葉を投げかけます。
批判して退陣を求めてきた方々の場合、
一般的にはこの安倍政権の良し悪しを鑑み、
政策は別に長期政権は重圧だったろうし、
 批判したい部分は多々あるけれど、
 とにかくこれまでお疲れ様
」。
という感覚が殆どではないかと。

しかしながら記者会見を「茶番」としたり、
逃げた」「投げ出した」と罵る人も・・。
まさに死者に鞭打つ行為で、
その人の本質が伺い知れるようです。
野党にも鉾を治めて敬意を表す人と、
死者に鞭打つような人がいるようですね。

日本には「死ねば仏」というように、
一般的には根深い恨みを持ちません。
※もちろん例外は多くありますが・・。
例えばある政権が倒れた際にも、
新政権が一族を皆殺しにするなどせず、
一定の禊が完了すれば温情が与えられる。
墓も建てられるし後に祀られたりもする。

これに比べて中華では前王朝の一族は、
易姓革命によって根絶やしにされ、
墓も暴かれたり破壊されたりする。
悪人は死んでも悪人」なわけです。
残念ながらこのような大陸の考え方が、
日本に入ってきているようです。
※安倍総理が悪人というわけではなく、
 悪人と思っている人がいるという事です。


戦っていた相手が倒れた場合、
倒れた相手に敬意を示すのか?
それとも倒れた相手を足蹴にするのか?
どちらが人として美しいでしょうか?

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僕は安倍総理を2度拝見した事があります。
1度目は、
第24回全国龍馬ファンの集い下関大会
2度目は、
下関の子育て応援施設「ふくふくこども館」
勿論地元の総理大臣で親近感はあります。
しかしながらそれよりもなによりも、
この安倍政権の批判の為に、
山口県長州藩に関するデマが、
ネットに数多く垂れ流され、
田布施システム天皇替え玉説など、
呆れるような与太話が出回った事で、
政権批判に対する嫌悪感がありました。
幸か不幸か安倍総理の退陣によって、
この手のネタは影を薄めるかもしれません。

とにかく長い在任の激務お疲れさまでした。
ゆっくりと静養なさって下さいませ。
※縁起の悪い例えになってしまいました。
 関係者及び安倍総理、お許し下さい。


追記:2020/09/03
この記事をUPした2時間後、
72件のスパムコメントが・・・。
名前は違いますがIPアドレスは同一人物。
誰かの嫌がらせでしょうけど、
政治的意見は控えたつもりなんですけど。
暇なんですねぇ。

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