下松市 下松護国神社

下松護国神社は、都濃郡出身の戦死者4柱を招魂する為、
山添招魂場」として都濃宰判によって創建されました。

長州藩によって築かれた招魂場として他に、
八田山招魂場惣田山招魂場
鳶ヶ巣招魂場江良招魂場(現在石碑のみ)
があります。
これらはそれぞれその地区の宰判(代官所)が、
その地区出身者を祀るために藩に建設を届けたもので、
藩自体の方針(トップダウン)というよりは、
ボトムアップされたものでした。

山添招魂場も、都濃宰判が建設の許可を得て築いたもので、
戊辰戦争等で戦死した周辺出身者9人も合祀さています。

後に明治以降の戦役で戦死された英霊達も合祀され、
下松護国神社となりました。

下松市未武城山(北山)周辺(下松護国神社の場所)。
下松市の中心地にそびえる城山の中腹にあります。


下松護国神社」。
他の招魂社と同様に小高い場所にあり、
石段を登るのが大変です。
少し他と違うかなと思うのは、石段の脇が竹林なところ。
今まで行った招魂場には竹林はありませんでした。


下松護国神社拝殿」。
先の大戦での英霊を合祀している護国神社は、
ある程度整備されています。
ここも比較的整備されてはいますが、
初夏ということもあり、草はボーボーでした。


山添招魂社
社殿の向かって左奥にあります。
「招魂社」となっていますが、
社殿が別にあるわけではありません。
別名「維新十三人墓」とも呼ばれ、
文字通り13柱の招魂墓があります。

実はさらに奥に続く山道があり、ここから山頂に行けるらしく、
そこには「一望千里ユートピア」、
ユートピア神社」という訳のわからない石碑と、
城山城主末武三郎戦死地」の石碑があるそうですが、
幕末維新と関係なさそうなので行きませんでした。

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