鹿児島県垂水市 新城御仮屋跡

新城垂水島津家4代島津久信の母が、
化粧料とし所持していた地。
地名から新城殿と呼ばれていたようで、
彼女は孫の島津久章にこれを譲り、
久章の室の化粧料と合わせて4700石で、
久章に新城島津家を興させています。
しかし久章は藩主名代の不首尾で謹慎し、
後に乱闘で斬り殺されました。
御家は一代で一旦断絶しますが、
後に子の島津忠清が再興して続いています。


新城御仮屋跡」。
新城御仮屋跡は空地となっています。
石垣が残されてはいますが、
説明板が無ければ見落としでいました。
御仮屋は新城城の麓に置かれており、
周辺に麓集落が形成されたようです。

■関連記事■
鹿児島県鹿屋市 真如院跡/花岡島津家墓所
 一所餅大身分花岡島津家の歴代墓所。
鹿児島県日置市 日置島津家墓所①
 一所持大身分日置島津家の歴代墓所。
鹿児島県薩摩郡 宮之城島津家墓所①
 一所持大身分宮之城島津家の歴代墓所。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です