相馬大作が津軽寧親を襲撃する為、
秘策をめぐらせていたとされる場所が、
大湯温泉下の湯近くにあります。
「下の湯浴場」。
下の湯は文明年間(1469-1487)には、
既に共同浴場があったとされ、
幕末には南部公専用の御留風呂が、
設置されていたという。
※この南部公とは大湯南部家でしょう。
「相馬大作壮図史蹟」碑。
下の湯前より薬師神社参道へ入り、
少し行くと碑があります。
相馬大作は大湯湯治と称し、
襲撃の秘策を練っていたとされ、
滞在した屋敷跡がここだとのこと。
「大湯温泉薬師神社」。
碑より更に登った場所にある神社。
薬師瑠璃光如来と少名比毘古那神を、
大湯温泉鎮守の神として、
神仏習合されて祀っています。
薬師神社からの大湯の街並み。
秋田には殆ど瓦の家がありませんが、
瓦では雪が屋根から落ちないようで、
雪が落としやすとのこと。
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