今年は10連休。
また令和最初の先帝祭という事ですので、
「上臈参拝」を見に行ってきました。
海に沈んだ安徳天皇を祀る神事「先帝祭」。
その象徴的なイベントが「上臈道中」で、
着飾った上臈が下関市内を練り歩き、
最後に赤間神宮に参拝します。
これは壇之浦での平家滅亡後、
命日には遊女に身を窶した侍女達が、
容姿を整えて参拝したことに由来し、
以後も稲荷町で受け継がれました。
上臈参拝はそのラストを飾るもの。
赤間神宮の境内には赤い橋が特設され、
その上を上臈が進んで参拝します。
流石に人が多い・・。
禿、上臈、稚児、警固を引き連れ、
上臈が登場。
花魁独特の外八文字の歩きを披露します。
上臈は全部で5名。
それぞれの一団が一組ずつ参拝し、
煌びやかな衣装で観客を魅了しました。
本殿への参拝。
これはなかなか見れないのですが、
運よく潜り込む事ができました。
※もちろん許可を得ています。
タイミングよく拝殿入口ですれ違います。
2人の上臈が同時に写ったベストショット。
ちなみにこれは嫁さんの撮った写真でした。
赤間神宮を出るとちょうど武者行列が・・。
ゆきちゃんは五月飾りと同じと思ったのか、
「これもってる~」と言ってました。
唐戸市場周辺では、
寿司やふく鍋を食べてる観光客が沢山。
いつでも来れますが美味そうだと思いつつ、
初めての先帝祭を体験しました。
■関連記事■
・源平Night in 赤間神宮
赤間神宮を舞台にした演劇イベント 。
・下関市豊田町 安徳天皇西市御陵墓参考地
安徳天皇が埋葬されたと伝わる御陵。
・ 紅石山砲台
赤間神宮後方に設置された砲台。