「真田丸」。
今週初めて観ました。
幼児と暮らしていると、
TVもなかなかちゃんと観れません。
日曜の8時から45分だけは、
完全に嫁さんに子供を任せ、
「花燃ゆ」に集中する事約1年間。
地獄の日々でした。
そんな地獄から開放されて、
気楽に大河を見れるなと思いつつ、
史跡も近場しか行けない状況からも、
だんだんと開放されたので、
最近は日曜8時に家にいる事も少なく、
今週初めて真田丸を観ました。
で、感想ですが、
たぶんこれは面白いと思う。
なんというか・・・キャラが生きている。
登場人物一人一人に思考を持たせている。
行動やセリフに意味がある。
信長の死を知った真田昌幸が、
「全くわからん!」と台詞を吐きますが、
すごく生の声に感じられました。
家康の伊賀越えもコミカルタッチながら、
切羽詰まって逃げている感が十分出ており、
徳川家康が口に付いたご飯粒を、
家臣の本田忠勝と食べあうとことか、
空腹に握り飯が出てきた時の雰囲気が、
コミカルながらよく伝わってきます。
登場人物をしっかり作ってるんだと思う。
居ても居なくても良い人物なんて、
本当は一人もいない。
ドラマってこうあるべきなんだよな。
第5回だけしか観てない僕ですが、
この回に登場した人物だけでも、
ちゃんとキャラに人間が入っていました。
主人公の思考さえ定かでない花燃ゆですが、
もし三谷幸喜が脚本していれば、
村塾生のモブ化は無かったでしょうね。
考えたら現代の恋愛モノなんて、
主人公と相手、あとライバルさえいれば、
あとはモブで良いんですから・・・。
群像が書けない脚本家に、
大河は無理ということですね。
まあ主人公さえ立っていなかったので、
どうしようもないのですが・・。
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失礼ながら失敗例と言わざるを得ない。