本妙寺にある千葉周作の墓。
「千葉周作成政墓」。
北辰一刀流開祖千葉周作の墓。
その出生地には諸説あるようですが、
幼い頃より家伝の北辰夢想流を学び、
後に浅利又七郎義信に一刀流を習い、
双方の剣術を合わせて更に発展させ、
北辰一刀流を創始しました。
日本橋品川町に道場玄武館を開き、
後に神田於玉ヶ池に移転。
多数の門人を抱える一大道場となり、
神道無念流練兵館、
鏡新明智流士学館と共に、
江戸三大道場として称されました。
著名は門人は清河八郎、山岡鉄舟、
山南敬助、伊東甲子太郎、鈴木三樹三郎、
日比谷健次郎、海保帆平、森要蔵、
庄司弁吉、稲垣定之助、塚田孔平等。
また周作の子らも才能を受け継ぎ、
特に次男千葉栄次郎は非凡の腕前で、
山岡鉄舟も敵わなかったとされます。
弟の千葉定吉も剣士として名高く、
桶町千葉道場を創設しており、
坂本龍馬もそこで修行しています。
周作は安政2年に死去しており、
長男千葉奇蘇太郎と次男栄次郎も病死。
玄武館は千葉道三郎が相続しました。
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千葉周作の開いた道場跡。
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雑司ヶ谷霊園に千葉定吉の墓所があります。