浅野家歴代墓所であった菩提寺の国泰寺は、
原爆の爆心地から約500mの位置にあった為、
全ての伽羅が全壊全焼しました。
この為に浅野家墓所は移転する事となり、
初、2~4、6、8~11代藩主が、
牛田町浅野山(神田山)に改葬され、
5、7、12代藩主が、
山手町新庄山に改葬されています。
今回はそのひとつ[新庄山墓地]を訪問。
事前の情報で[非公開]と知っていますが、
当ブログは現地確認をモットーとしますので、
その入口だけでも拝みたいと思います。
「新庄山墓地」。
新幹線の高架沿いにある入口。
門は固く閉ざされていて入れません。
浅野山の方は裏手から墓所が覗けましたが、
こちらは少しも見る事は出来ないようです。
新庄山には最後の藩主12代浅野長勲が、
晩年に暮らした浅野山荘があったようで、
その跡地を廟所とした模様。
入れないので確認は出来ませんが、
5代藩主浅野吉良、7代藩主浅野重晟、
12代藩主浅野長勲の墓と、
29代当主浅野長武夫妻の墓があるらしい。
■関連記事■
・広島県広島市 国泰寺跡
かつて墓所が置かれていた寺院跡。
・広島県広島市 浅野家浅野山墓地
もうひとつの広島藩浅野家墓所。
・広島県広島市 広島城
広島藩浅野家の居城跡。