「五百羅漢図」展を観に行きました。
幕末の鬼才絵師狩野一信の100幅の大作。
「五百羅漢図」が展示されています。
増上寺に秘蔵されたものだそうですが、
秘蔵なので行っても見れないのでしょう。
この「五百羅漢図」。
1幅に5人程度描かれていて、
いろんな風景が展開されています。
まあいろんなことをしていて、
ヒゲ剃ってたり、
爪切ってたりしてる羅漢や、
お経読んだり、施しをしたり、
空の上から地獄を眺めたりしてる羅漢。
マスクらしきものを脱いで、
「私だ!」って感じの羅漢や、
モビルスーツ羅漢などもりだくさん。
どれも細部まで細かく描かれていて、
強烈なインパクトでした。
狩野一信(狩野ではないという説も)は、
96幅まで描いて力尽きたそうですが、
こんなの描いてたら寿命縮むわな・・。
ペリーが来航している最中、
時代を憂いて大作を描いた作家。
見る価値あります。
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