麟祥院にある淀藩稲葉家の墓所。
「稲葉家 墓」。
淀藩稲葉家の合葬墓。
春日局の墓の右前にあります。
この墓は整理された後のもので、
墓碑銘が無く確かめようがありませんが、
淀藩2代藩主(6代当主)稲葉正任が、
ここに合葬されているらしい。
また4代藩主(8代当主)稲葉正親も、
ここに入っているとされる場合もありますが、
京都の麟祥院と混同していると思われます。
正任は初代藩主稲葉正知の三男に生まれ、
父に死去に伴い家督を相続しますが、
その翌年に17歳で病死してしまいました。
ここには館山藩稲葉家分家の墓もあり、
さっくり過ぎてわからなかったのですが、
分家の館山藩稲葉家の累代墓だったようです。
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春日局の子稲葉正勝の墓。
・京都市伏見区 淀城跡
淀藩稲葉家の居城跡。