清水の湧水は昭和の名水百選。
シラス台地の急崖下からの清冽な湧水で、
1日に約6000tの水が湧き出ています。
古来より飲料水や生活用水に使用され、
水田の農業用水にもなっており、
上水道の水源として約3800世帯に、
清水を供給しているとのこと。
「清水の湧水」。
湧水の硬度は36㎎/1ℓで、
中性〜弱アルカリ性、PH値7.8。
無色透明で無味無臭なのが特徴で、
古くから良好な状態が保たれているという。
水温は1年を通じて約17℃とされ、
特に暑い時期に格別な水であるという。
訪問時は雨でその棲んだ水が、
なんだかよくわかりませんでした。
「水元神社」。
湧水の横に鎮座する神社。
水分神を祭神として祀っています。
清水村の産土神として信仰され、
正徳5年(1715)に創建されたという。
元々は水元権現という神仏習合の神で、
三体の仏像も祀っていたようですが、
廃仏毀釈によって焼却されたとのこと。
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