大丸呉服店は伏見の大文字屋から始まり、
享保11年(1726)に大坂に出店した後、
同13年(1728)には名古屋に支店を設け、
元文元年(1735)東洞院通三池上ル舟屋町に、
その総本店を新築しました。
「東洞院船屋町(北側より南側を撮影)」。
総本店は西側のハートンホテル京都辺りで、
表口は東洞院通に面して間口33間(約72m)、
奥行は55間(約100m)で車屋町通に達し、
約2000坪の広大な店舗であったとされます。
「大丸総本店の間取り」。
(京都の歴史6(伝統の定着))より。
判りにくいですが図の右橋が東洞院通で、
左端は車屋町通、北端は押小路通です。
その主な業務は各店舗の元締めと仕入れで、
東側には小売店(東店)が置かれたという。
更に上之店、松原店、染物工場など、
京都市中に各店舗を展開しており、
小規模ながら両替業も行っていました。
寛保3年(1743)には江戸大伝馬町に進出し、
後に三井越後屋、白木屋と共に、
江戸の三大呉服店に数えられています。
中京区船屋町周辺。
先程の間取りを衛星写真に合わせてみると、
ハートンホテルもすっぽり隠れてしまい、
その店舗の巨大さが判ります。
総本店は明治45年までここにありましたが。
四条通高倉の現在地に移転しており、
この場所には名残りは何も残っていません。
●著名な豪商
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