第四十四回 「運命の糸つなげて」
史実どおり[留魂録]は、
沼崎吉五郎から野村靖に届く。
野村は楫取素彦にその経緯を話します。
楫取と美和は見せられた[留魂録]の言葉に、
松陰を思い出して懐かしさを感じます。
一見史実どおりのようですが、
本当は少しだけと違います。
松陰は斬首の前に沼崎吉五郎に、
[留魂録]と[… 続きを読む
第四十四回 「運命の糸つなげて」
史実どおり[留魂録]は、
沼崎吉五郎から野村靖に届く。
野村は楫取素彦にその経緯を話します。
楫取と美和は見せられた[留魂録]の言葉に、
松陰を思い出して懐かしさを感じます。
一見史実どおりのようですが、
本当は少しだけと違います。
松陰は斬首の前に沼崎吉五郎に、
[留魂録]と[… 続きを読む
第四十三回 「萩の乱に誓う」
美和は阿久沢せいの案内で養蚕の仕事を見学。
小さな女の子も働いていました。
そこへヤクザの取立屋が登場し、
女工の一人に借金の利息を要求。
ヤクザらは字の読めない女工を騙して、
法外な利息の証文を書かせていた様です。
せいが袖の下をヤクザに渡し、
その場はそれで収まりましたが、
ヤクザはまた来るという。
その一部始終を美和が見て、
女性の教育の重要性を感じたようです。
これは次回への複線ですね。
さて[… 続きを読む
第四十二回 「世界に賭ける糸」
前回美和を助けた傘を武器に戦った女性は、
飛脚業を営む阿久沢商店の阿久沢権蔵の妻せい。
阿久沢権蔵は群馬県の勧業課長も兼ねていて、
群馬県政を牛耳っているらしい・・・。
ここでオリジナルな悪役を登場させました。
しかも「あくざわ ごんぞう… 続きを読む
第四十一回 「いざ、群馬へ」
明治6年とテロップされていますが、
時間軸がメチャメチャのまま迷走しています。
前原一誠は不平士族達と共に立ち上がる気配。
もちろん神風連にも旧秋月藩士達にも、
永岡久茂にも連絡を取り合う様子は無し。
奥平謙輔も当然出てきません。
脚本家は奥平謙輔?って感じでしょうね。
奥平は萩の乱… 続きを読む
第四十回 「二人の母」
ちょっと一旦時系列を確認しましょう。
元治元年 久坂玄瑞死去。
秀次郎誕生。
慶応元年 道明(久米二郎)、久坂家を継ぐ。
杉百合之助死去。
文(美和)、銀姫付女中となる。
明治二年 品川弥二郎が秀次郎を、
久坂の子と認定。
諸隊の反乱。
明治三年 諸隊の反乱鎮圧。… 続きを読む
第三十九回 「新しい日本人」
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そうせい候の体の具合が悪くなり、
「大殿は美和の作った野菜は食べる」と、
都美姫は美和に介護食を作らせます。
当時は農薬も使わず輸入野菜も無く、
季節の野菜を作るだけ。
誰が作っても一緒の気がします。
なんでこんな事言ってるかといえば、
そうせい候とのシーンを作る為です。
そんなまわりくどい事しなくても、
どの場面に美和が居ようと、
既に気にならなくなっていますが・・。… 続きを読む
第三十八回 「届かぬ言葉」
そうせい候の隠居により、
世子毛利元徳が当主(知藩事)となり、
それに伴い奥も代替わりします。
美和も出世して№3の座を獲得します。
明治新政府は長州藩に対し、
兵制改革を命令します。
・・これじゃ幕府より酷いですね。
実際に奇兵隊を含む諸隊(約五千名)を、
四大隊(約二千名)に再編し、
残りは論功行賞も無く解雇されました。
これは明治新政府からの命令ではなく、… 続きを読む