仙台駅から仙台城、瑞鳳殿を革靴で歩き、
次は茂ヶ崎(大年寺山)の伊達家墓地へ。
既に足の裏に違和感を覚え、
マメが出来ているのだろうと感じつつ、
それでも頑張って歩きます。
途中のコンビニで休憩しますが、
立っているだけで足の裏が痛いので、
もったいない気がして歩き始める始末・・。
仙台市太白区茂ヶ崎周辺(伊達家墓所の場所)
茂ヶ崎(大年寺山)には、
4代以降の藩主墓所があります。
瑞鳳殿から広瀬川を渡らずに行けますが、
徒歩30分の距離でしかも坂もあるので、
なかなか足にきました・・。
山上を目指して足を引きずりながら登ると、
テレビ塔の手前に伊達家の墓所があります。
「宝華林廟」。
残念ながら非公開。
勿論知ってはいましたが、
来ないわけにはいきません。
従って13代伊達慶邦の墓には参れず。
現在も使用されている墓所なので仕方ない。
この宝華林廟という墓所の名称は、
江戸時代の藩主墓所の名称のようで、
同場所の13代慶邦以降の墓所の名称は、
大年寺山伊達家墓所となっています。
慶邦は東京駒込の西福寺に葬られましたが、
この大年寺山に改葬されており、
以降の伊達家当主の墓所になりました。
更にテレビ塔を越えて公園の奥に進むと、
5代、10代、12代の墓所があります。
「無尽灯廟」。
5代伊達吉村、10代伊達斉宗、
12代伊達斉邦とその夫人達の墓所。
ここも基本的には非公開のようですが、
3月20日~11月30日の毎週土日祝、
9:30~15:30の間、
一般公開をしているようです。
訪問時は平日で鍵が掛かっていました。
4代伊達綱村が茂ヶ崎に大年寺を創建し、
伊達宗家の墓所として庇護を受け、
広壮な伽藍を営んでいたようですが、
明治期に伊達家が神道に改宗した為、
庇護を失って大年寺は廃寺となりました。
遺構として惣門が残されているようですが、
探すのをすっかり忘れていました。
足の裏がとても痛く、
次の史跡を訪問するため早々に下山。
次の目的地は歩いて45分。
もはや意地です。
■関連記事■
・宮城県仙台市 瑞鳳殿
伊達政宗などの初期の仙台藩主霊廟。
・宮城県仙台市 仙台城跡
仙台藩伊達家の居城跡。