満月寺は堅田陣屋跡の南側にある寺院。
湖上に突き出る浮御堂で知られ、
[近江八景]に選ばれる景勝地です。


「満月寺」。
平安時代に天台宗の僧源信が建立し、
琵琶湖から引き揚げた阿弥陀如来を祀り、
湖上安全と衆生済度も祈願した寺。
現在は臨済宗大徳寺派となっています。

浮御堂に気を取られ本堂の撮影し忘れ。
しかも外国人がずっと浮御堂に居座り、
長い時間待たされました。

「浮御堂」。
現在の浮御堂は昭和12年の再建で、
以前のものは昭和9年に室戸台風で倒壊。
雁の群れが浮御堂周辺に舞い降りる姿が、
近衛信尹により[近江八景]に選ばれています。


「歌川広重 近江八景 堅田落雁」。
雁が堅田付近に舞い降りる風景で、
左側に浮御堂が見えます。

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