熊野本宮大社は熊野三山のひとつで、
全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮。
社伝によると崇神天皇65年(B.C.33)に,
熊野川の中洲(大斎原)に創建されたという。
中洲には上四社、中四社、下四社の他、
拝殿等の社殿が建ち並んでいましたが、
明治22年の大水害によって被害を受け、
上四社以外は全て流されてしまいました。
残された上四社は現在地に移鎮しますが、
中四社、下四社は再建されていません。
「大鳥居」。
国道168号線に隣接する大鳥居。
訪問時は神事の後だったようで、
いつもとは違う感じと思われます。
「参道石段」。
杉並木の参道を歩いた先は158段の石段。
明治期に移転した雰囲気はなく、
古来よりここに存在したかのようです。
調べても判りませんでしたが、
何か寺社があったのではないでしょうか?
石段途中に「祓戸大神」が鎮座しており、
これに参って禊を行ってから参拝します。
「神門」。
158段の石段を上ると現れる神門。
旧社地にあった東門だったもので、
明治22年の大水害時で被害を受けず、
現在地に移築されたもの。
この神門をくぐれば本殿が表れます。
「拝殿(黎明殿)」。
参拝を行う為の拝殿ですが、
熊野本宮大社は本殿を直接参拝可能で、
こちらで参拝する人はあまりいません。
神事の際に使用されるようです。
神門をくぐって本殿へ。
「結宮(西御前/中御前)(左)」、
「本宮(証誠殿)(中央)」、
「若宮(東御前)(右)」。
第一殿~第四殿が一列に並ぶ本殿。
※第一殿と第ニ殿は同じ建物。
社殿は熊野造と呼ばれる建築様式で、
結宮(西御前/中御前)は入母屋造平入、
本宮と若宮は入母屋造妻入です。
参拝順序は、
第三殿(証誠殿)の家都美御子大神、
第二殿(中御前)の速玉大神、
第一殿(西御前)の夫須美大神、
第四殿(東御前)の天照大神の順。
結宮と若宮は享和2年(1802)の建立、
本宮は文化7年(1810)の建立とのことで、
流出を免れて移築されたものです。
国指定重要文化財。
「大斎原大鳥居」。
旧社地入口に聳える大鳥居。
平成12年に耐候性鋼製で建立されており、
高さ33.9mの日本一巨大な鳥居です。
この先の旧社地には石祠があり、
流れた中四社、下四社及び、
境内社が祀られているようですが、
今回は遠いので訪問しませんでした。
●著名な神社、神宮
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