熊野那智大社は熊野三山のひとつで、
熊野本宮大社、熊野速玉大社と共に、
熊野三山を構成する熊野信仰の聖地です。
他の2社と違い那智大滝を神聖視しており、
修験道の霊場としての側面が強く、
熊野本宮大社、熊野速玉大社の2社は、
神仏分離令で仏堂は全て廃されますが、
熊野那智大社のみ如意輪堂が残され、
後に青岸渡寺として独立しました。
「一の鳥居」。
大きな朱色の明神鳥居。
最近まで「那智山熊野権現」の扁額が、
この鳥居に掛けられていたようですが、
現在は外されているようです。
他の2社は平地にあるのですが、
この熊野那智大社は山の中腹にあり、
高低差かあって石段が多い。
「二の鳥居」。
更に登って二の鳥居を抜けると境内。
「境内」。
朱色を基調とした境内。
「拝殿」。
朱色の立派な拝殿。
他の2社と違い本殿は直接参拝出来ず。
拝殿の後ろに滝宮(第一殿)、証誠殿(第二殿)、
中御前(第三殿)、西御前(第四殿)、
若宮(第五殿)、八社殿(第六殿)があり、
滝宮に大己貴命、證証殿に家津御子大神、
中御前に御子速玉大神、
西御前に熊野夫須美大神、
若宮に天照大神をそれぞれ祀り、
八社殿に忍穂耳尊、瓊々杵尊、彦火火出見尊、
鵜葺草葺不合命、国狭槌尊、豊斟渟尊、
泥土煮尊、大戸道尊、面足尊を祀ります。
ちなみに主祭神は熊野夫須美大神です。
「御縣彦社」。
拝殿の左側にある御縣彦社。
八咫烏に化身した建角身命を祀ります。
「八社殿」。
御縣彦社の隣に見える八社殿。
他の社殿も覗き見る事は可能です。
「那智の樟」。
樹齢約800年と推定されるクスノキ。
平重盛の手植とされています。
熊野速玉大社にも重盛手植のナギがあり、
同時期に植えられたと思われます。
このクスノキの幹には穴が開いており、
護摩木や祈願絵馬に願い事を書き、
穴を通り抜ければ願いが叶うとのこと。
こちらは出口。
願いが叶う事を祈りましょう。
境内から望む那智大滝。
ここから約900mにありますが、
それでもその壮大さが感じられます。
●著名な神社、神宮
■関連記事■
・和歌山県新宮市 熊野速玉大社
熊野三山のひとつ。
・和歌山県田辺市 熊野本宮大社
熊野三山のひとつ。
・島根県松江市 熊野大社
出雲国一宮のひとつ。
