山口県長門市 前大津宰判勘場跡

長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。


前大津宰判勘場跡」。
前大津宰判勘場のあった場所は、
現在の長門市役所の敷地内。
駐車場前に標柱が設置されています。

長門市街は当時は深川と呼ばれ、
北浦道筋北道筋の分岐点であり、
領内北部の交通の要所でした。
残念ながら何らかの事件もなく、
長州藩の地方行政を行っていたようです。

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