日曜は久々の青空でした。
こういう日は少し遠出しようと、
山口県防府市に行ってみました。
防府といえば三田尻。
長州藩の水軍御船手組の根拠地です。
「三田尻」は古くから良港として栄え、
萩往還の終着点として、
藩の海の玄関口でもありました。
青い空に穏やかな海が綺麗ですね。
三田尻漁港の「潮彩市場防府」では、
新鮮なお魚が食べられます。
僕は漁師丼を食べました。
「花燃ゆ」の幟が沢山ありましたが、
ここだけでなく防府市の観光地は、
この幟だらけでした。
ちなみに嫁さんはサンマ定食を注文。
みよちゃんに食べさせると、
よほど美味しかったのか、
サンマ1匹全部平らげてしまいました。
みよちゃんのお魚デビューです。
「三田尻御舟倉跡」。
現在は水路や通堀の一部を残すのみ。
「三田尻御茶屋(英雲荘)」。
参勤交代や領内巡視時の藩主宿泊施設。
7代藩主毛利重就は隠居後に移住し、
晩年をここで過ごしています。
三条実美ら七卿がここに滞在し、
全国の脱藩浪士もここに集まりました。
高杉晋作もここで三条らと面会しています。
平成8年に修復保存作業が始まり、
往年の姿に復元されて、
去年より一般に公開されました。
館内の人が丁寧に説明してくれます。
大河ドラマに合わせた修復か聞いてみると、
まったく知らなかったとの事。
来年に向けて猛勉強中との事です。
広い畳で走り回れる事がめったに無いので、
みよちゃんは走りまわっていました。
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