唐津街道を小倉宿より海岸沿いを進み、
刑場を越えて内陸に入る坂に、
少々品の無い名称が付けられています。
「きんたま坂」。
それ程急ではない変哲もない坂。
上側に金玉坂の石柱があったようですが、
現在は失われてしまったようです。
この品の無い名称の由来ですが、
付近に住む木こりが囲炉裏の火で、
誤って急所を燃やした事に由来するとか、
付近で馬鈴薯の栽培が行われて、
別名金玉イモと呼ばれた事からとか、
昔ここで行われた決闘の際に、
一人が躓いて急所を激しく打ち、
動けなくなって相手に討たれたからとか、
品の無い諸説が伝わっています。
追記:本日は高杉晋作の命日ではありませんか!
その日の記事がきんたま坂・・・Orz。
申し訳ないです。
■唐津街道の宿場町
■関連記事■
・山口県長門市 俵山温泉
近くに品の無い神社があります。
・福岡県北九州市 小倉城
小倉藩小笠原家の居城跡。
・福岡県北九州市 常盤橋と小倉宿跡
唐津街道及びその他街道の始点。