島根県松江市 松江宿跡

松江宿山陰街道の宿場で、
天神川の南側に置かれました。


松江市街南側周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は松江城への道。
青でぼかした辺りが松江宿跡。


松江宿跡」。
松江宿の街道筋は国道9号線沿いですが、
往時の面影は皆無です。
強いて言うならば商店が多いのが名残?
松江の武家屋敷は状態良く残されており、
情緒ある街並みを残しているのに、
松江宿に関しては残念ではあります。


堅町」。
松江城に通じる通り。
履物屋傘屋金物屋呉服屋等、
専門店が今でも残っており、
宿場時代とまではいきませんが、
昭和のノスタルジックは感じられました。

慶応4年の山陽道鎮撫使の一行は、
山陽道を下って松江宿に入り、
松江宿東端にある善福寺に到着。
世子松平直應と家老脇坂十郎兵衛が、
藩主名代として出迎えたようで、
同行して松江宿から堅町を通り、
天神橋松江大橋京橋を渡って、
松江城三之丸に着陣しています。

■山陰街道の宿場町

■関連記事■
島根県松江市 松江城(再訪)①
 松江藩松平家の居城跡。
島根県松江市 出雲郷宿跡
 山陰街道の25番目の宿場跡。
島根県松江市 宍道宿跡
 山陰街道の27番目の宿場跡。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です