防府市の「花燃ゆ大河ドラマ館」が来場者数が伸びていないらしい。
「花燃ゆ」の視聴率低下や、
まだドラマに市が登場していない事が原因だとされています。
たしかに一般人にとって「花燃ゆ」で防府市を思い浮かべる人は少ない。
多分ドラマに市が登場するとしても、
49回50回の最後らへんにちょこっと登場する程度でしょうね。
でもね。意外と防府市は「花燃ゆ」関連の史跡ありますよ。
なんといっても「桑山公園」。
文(楫取美和子)と小田村伊之助(楫取素彦)の墓所があり、
野村望東尼の墓、御楯隊や鴻城隊などの招魂場もあります。
また、軍港の三田尻港や三田尻御茶屋(英雲荘)は、
尊攘派志士のほとんどが足を踏み入れている場所です。
もちろんメジャーの観光スポットである防府天満宮や国分寺、
毛利氏庭園など見所満載です。
まあ、「花燃ゆ」見て山口県に行きたいと思っても、
まずは「萩市」でしょうし、次は「山口市」か「下関市」になるわけで、
「防府市」はよほどマニアックな人じゃないかぎり思いつかない。
・・で、行ってきました。
閑古鳥が鳴いてると報道された「ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館」。
日曜だというのにたしかに人はまばら・・・・。
萩の「花燃ゆ大河ドラマ館 文と萩物語」はかなりの人でしたが、
ちょっと寂しいですね。
中は撮影禁止。
萩のドラマ館は撮影できたのですが、こちらは駄目です。
こういうところも関係あるのかも?
このブログもそうですが、今は訪問者がブログのネタにしたいわけで、
撮影したものをネットで宣伝してくれるわけですから、
撮影禁止ってのは、今の時代ナンセンスなんじゃないかと思うのです。
展示はパネルの他、撮影で使った衣装。前半メインで着ていた文の服や、
伊之助の紋付。晋作の高級そうな衣装や、そうせい候の衣装。
間近で見れて良かったんですが、文章じゃなんとも伝わりませんね。
撮影禁止やめたらいいのに・・・・。
唯一撮影出来たのはここ。みよちゃんが立つと・・・・・。
前面に映像は映り、このようにそうせい候気分(?)が味わえます。
これはいいですね。衣装とカツラがあったらもっと良かったかも?
その他、三田尻御茶屋の立体模型もありました。
行ってみての感想ですが、他の「大河ドラマ館」と大差なく、
悪い出来でもなかったと思います。
まあ、他と違う点とかウリが無かったといえばそうですし、
会場自体が少し狭いような気もします。
ですが、従業員の皆さんも愛想が良くて良かったと思います。
来場者数が伸びないのは、内容が原因ではありませんね。
ぜひ、防府に行ったら(ついでに)足を運んであげてください。
ある意味、人が少ないのでゆっくり見れるかもしれませんよ。
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