聖武天皇の詔により建立された周防国分寺。
創建当初のままの規模で寺域が残っており、
全国的にも珍しい例とされています。
「金堂」。
多くの仏像、宝物が残っている金堂。
建物も国指定重要文化財です。
↓周防国分寺の重文リスト
金堂
木造薬師如来坐像(附:木造仏手1箇)
木造日光菩薩・月光菩薩立像
木造阿弥陀如来坐像
木造四天王立像
紺紙金泥般若心経 後奈良院宸翰
長州の諸隊のひとつである国分寺隊は、
この国分寺の地侍らにより結成。
境内にかれらの招魂碑があります。
「国分寺隊招魂碑」。
禁門の変で戦死した国分寺隊の招魂碑。
由川重吉信重 50歳
佐竹直衛秀行 40歳
国本一学光久 21歳
由川佐太郎吉秀 18歳
の4人の戦死者を祀っています。
国分寺隊は荻野隊と改称していますので、
「元治元子甲秋七月十九日歿
京師萩野隊諸士戰死招魂碑」
となっていました。
この国分寺の西には防府天満宮。
東には毛利氏庭園があり、
防府市3大観光名所が並んでいます。
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