佐土原は佐土原藩島津家の城下町で、
日向街道の宿場でもあり、
飫肥街道の起点でもありました。
宮崎市佐土原町周辺。
緑の線が日向街道で青い線が飫肥街道。
青でぼかした辺りが佐土原宿跡です。
日向街道は以降薩摩街道高岡筋とも呼ばれ、
都城を経て鹿児島に至ります。
※日向街道は佐土原が終点とも。
日向街道は北側より城下に入ります。
町人町は街道の分岐辺りに集まり、
その外側に武家屋敷が並んでいました。
北から南下した街道は県道44号で西へ。
ここは2手に分かれているようですが、
南側の道は住宅地となっており、
北側の44号線は商店が並んでいます。
44号線はすぐに南へ折れますが、
西へ直進すると薩摩への道となります。
町人町は南へ折れた場所で終わり、
その先は武家町であったとのこと。
南へ折れると飫肥街道。
宿場のメインはこちら側のようです。
「枡形」。
少し行くと枡形となっています。
「商家資料館 旧阪本家」。
味噌や醤油の製造を生業とした旧坂本家。
この建物は明治38年(1905)築のもので、
現在は商家資料館となっています。
更に飫肥街道は南下。
古い商家等は旧坂本家だけのようです。
■日向街道の宿場町
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佐土原藩島津家の居城跡。
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飫肥藩伊東家の居城跡。