新宮寺は黄檗宗の日本最南端の寺院。
新宮寺六観音で知られるお寺で、
紅葉の名所でもあります。
「本堂」。
訪問時は季節か良かったのか、
紅葉が色づいて綺麗でした。
境内の墓地を探しましたが、
神瀬鹿三の墓は見当たらず。
それもそのはず神瀬家の墓所は、
寺から離れた国道沿い。
「神瀬鹿三之墓」。
人吉藩の藩士であった神瀬鹿三は、
熊本の儒者木下犀譚に学び、
藩校習教館教授や郡奉行となり、
維新後は人吉町区長を務めました。
明治10年に西南戦争が起こると、
人吉隊を結成してその隊長となり、
熊本隊と共に川尻の警備を経て、
植木で政府軍と初の戦闘を行いますが、
その戦いで神瀬は戦死しています。
人吉隊はその後も薩軍として戦い、
人吉陥落後に政府軍に降伏しました。
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