安重根記念館

中国黒竜江省のハルビン駅に、
伊藤博文を暗殺した安重根の記念館が、
近頃開館したらしいですね。
韓国ではこの安重根は英雄とされてます。
他国の首相を暗殺したテロリストが、
英雄というのもすごい話ですが、
その韓国の英雄の記念館を、
中国が作るってのも変な話ですね。
完全に政治が絡んでおります。

この暗殺事件の概要は下記のとうり。

韓国併合の賛否で韓国民が割れる中、
韓国統監であった伊藤(暗殺時は既に退任)を、
日韓併合派の元凶とみなし、
民族主義活動家の安重根が、
黒竜江省ハルビン駅で暗殺しました。
安重根はロシア官憲に逮捕され、
旅順日本司法当局に引き渡されます。
その後に裁判を経て死刑執行。

伊藤は既に韓国統監を退任していましたし、
韓国併合に対して消極的な立場でした。
彼を殺したことで韓国併合は加速。
韓国としては抗日の英雄なのでしょうが、
勉強不足で見当違いの人物を殺して、
結果的に祖国を失わせた人物
しかも暗殺テロリストです。

韓国の2大英雄はこの安重根と、
文禄・慶長の役で活躍した李舜臣
どっちも対日本なんですね。
普通は国の英雄って、
建国した人とか国を救った人なんですが・・。韓国としては結果や方法は関係なく、
日本の総理大臣を殺したってだけで、
英雄なんでしょうかね?
極端に言えは誰かが安部首相を暗殺しても、
英雄視するんじゃないでしょうか?
たぶんすると思う。
まあ、歴史の賛否はおいといても、
現在存在する他国の首相を暗殺した人物を、
政府が英雄とするなんて前代未聞です。
靖国の対抗とか言ってる人いますが、
ぜんぜん違います。

民間でやるならまったく問題ないでしょう。、
日本でも岡田以蔵河上彦斎が好きな人は、
いくらでもいることでしょう。
でも政府がやっちゃあいけません。
それ自体で歴史の授業ではなくなり、
それは思想教育になってしまいます。

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