「下関戦争と前田砲台」展

下関市立考古博物館という施設があります。
実は下関は古墳が多いところ。
有名な「鵜を抱く女」や「英雄の墓」など、
有名な土井ヶ浜遺跡も下関にあります。
この下関市立考古博物館のある綾羅木も、
古墳が多く出土されている場所。
敷地内に中型の前方後円墳もあります。

下関戦争と前田砲台」という特別展示が、
開催されていたので行ってきました。

今年は「下関戦争」から150年目
展示品は前田砲台から発掘された出土品や、
下関戦争の資料など。

前田砲台は関門海峡の写真の位置にあり、
これら砲台が外国籍の艦船を砲撃しました。
前田砲台はその代表的な台場です。

有名な上の占領写真も前田砲台。

当時の「ロンドンニュース」誌の記事。

大砲が撤去されたあとの前田砲台の様子。
「ロンドンニュース」誌。

前田砲台跡から出土した弾丸。

大砲不足を補うために作られた木製の大砲
これで撃つのは怖いですね。
破裂しなかったのかな??

「ロンドンニュース」誌の差絵。
角石陣屋攻防戦の様子が描かれています。
海岸の砲台付近の占領だけではなく、
内陸部まで攻め込んでいました。

角石陣屋は地図の右上のあたり。
前田砲台占領後に大谷陣屋を落として、
そのまま谷を抜けて、
角谷陣屋に攻め込んだものと思われます。

前田砲台の測量図などもありました。

結構いい施設なのですが、
古代はあまり興味がないもので、
全然ここには行かなかったのですが、
こういう別ジャンルの、
※発掘という意味では同じ?
展示をすれば賑やかな施設になるかも。

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