山陽小野田市西高泊に勘場屋敷があります。
高泊開作事業の際に建てられた役宅で、
船木代官楊井三之允が起居したという。
勘場は業務を行う場所ですので、
正確には勘場ではなく代官役宅なのですが、
役宅で業務も行っていたのでしょうし、
他に勘場があった形跡はない。
なので勘場兼役宅が正しいのかもです。
「勘場屋敷」。
この建物は開作事業が終了されると、
功績のあった庄屋目左権衛門が拝領。
以後は目家(後に作花姓に改称)の住居となり、
代々ここを住まいとしています。
その後に7代権右衛門が作花姓に改め、
以後は庄屋作花家の住居となりますが、
現在は空き家の模様。
中を覗くと荒れ果てていますので、
何らかの手を加える必要があるでしょう。
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屋敷は干拓事業の為に建てられたもの。
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